子供の頃から植物の観察やレポートの作成が好きで、研究者を志す。
2001年、日本女子大学大学院・理学研究科・博士課程後期修了。
博士号(理学)取得後は、日本で唯一の自然科学の総合研究所である(独)
理化学研究所・植物科学研究センターにて約5年間勤務。
研究と並行して、男女参画委員会や育英会の懸賞論文の一次審査員など様々な活動に従事。
さらに研究所の一般公開日に研究者以外の人と交流したことをきっかけに、
研究成果を広く社会に伝える仕事に関わりたいと考えるようになる。
12年の研究生活で培った生物学の知識、細かい作業を徹底して行う忍耐力、
技術者としての言葉で正確な文章を書く力を活かし、
2009年、バイオ分野の特許翻訳者(英→和)として活動を開始。
翻訳の実務経験はなかったが、約1年半で依頼が途切れないまでになる。
2013年5月には「翻訳に役立つバイオの知識」勉強会を開催。
専門技術と翻訳との架け橋になることが期待される。
得意分野:遺伝子関連発明、医薬品(特に抗体医薬)。
JAT(日本翻訳者協会)会員
▼経歴、実績は
こちらから
屋号はgem words(ジェムワーズ)とは、
gemには、英語で、宝石・貴石といった意味があります。
言葉を大切に扱い、輝かせる、というようなイメージでつけました。
gem words(ジェムワーズ)に仕事のご依頼いただくメリットとして
1.バイオテクノロジーを使った研究経験があるため、
字面だけでない翻訳を提供します。
クライアントの技術を理解した上で、読んで分かりやすい訳にします。
「理解する」というのは、当たり前のようですが、細かい部分、特に実施例(実験)の部分はちょっとした勉強や調査だけでは分からないのか、「この翻訳は、理解してない」と思う訳も結構あるものです。私自身は、実際に実験をし経験も豊富、実際の作業やそこに至った理由などを理解して翻訳できる、ということを伝えられればと日々業務に取り組んでおります。
2.納品された翻訳文に疑問点があれば、
そのような訳になった理由をご説明します。
特許翻訳では、「原文に忠実」であることが特に求められます。
原文に忠実になるように努力しています。
それでも、日本語と英語は違うものなので、日本語として読みやすい文章にするため、翻訳する時に、あえて態(受動態と能動態)を入れ替えたり、品詞を変えたり(動詞を名詞になど)、ある単語を訳さなかったり足すことがあります。そうやって納品されてきた訳文に、
「ここは間違いではないのか?」
「原文に忠実とは言えないのではないか?」
という疑問が湧くこともあるかな、と思います。
明らかな間違いでなくても(もちろんそれも対応しますが)、ちょっとした翻訳についての疑問などにも答えていきます。
3.コミュニケーションを大切にし、使い勝手の良い翻訳者を目指しています。
クライアントからは翻訳への希望や関連の情報を聞かせてもらい、
私からは私のもっている情報を提供して、より、お互いが納得できる仕事(結果・プロセス)を目指していきます。
また、クライアントが何を望んでいるのか翻訳者には伝わってこないにもかかわらず(特にエージェント経由の場合)、翻訳は翻訳者個人に非常に依存しているので、もっと翻訳者をうまく使うために、こんな情報を提供してもらえると嬉しいです、ということを伝えて、翻訳の外注に活かしてもらいたいと思っています。
お気軽に
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