個人起業家が
「フェイスブック広告を出そう!」
と思った時、
やはり気になるのは予算・広告費ですよね。
100円から出せると言っても
売り上げにつながらないと
意味がありません。
そこで、
リサーチとこれまでの経験から
予算の算出方法をまとめました。
目次
1. 「広告」と「広報」の違い
2. 業種別広告費平均
3. 広告費の目安
4. 広告費の算出方法
5. 売り上げにつなげるなら最低◯円
====
1. 「広告」と「広報」の違い
====
さて、皆さんは「広告」「広報」などを利用されたことはありますか?
同じように見える言葉ですが、
・広告とは、自分で広告枠を買って、自分の商品・サービスについて宣伝するもの
(つまり、商品・サービスを提供する側が思うように作れる)
・広報とは、そのメディアが(例えば新聞や雑誌が)、自分たちの記事として発信するもの
という違いがあります。
そのため、広報の方が信頼性に優ると感じられます。
テレビや新聞、雑誌に広告を載せるには多額の費用がかかりますが(テレビCMの場合、15秒のコマーシャルで約10万円x視聴率→視聴率10%のテレビに15秒のCMを1本出したら100万円!)
インターネット広告なら、1日10000円程度の低予算から、広告を出すことができます。
ビジネスを拡大する、拡大し続けることを考えたとき、広告の利用は欠かせません。
では、どの程度の費用を広告費にかけたら良いのでしょうか??
業種ごとの広告費の平均を見ると、このようになっています。
====
2. 業種別広告費平均
====
外食・関連サービス 5%
化粧品・健康食品会社 10%
不動産 4%
教育 3%
通販・サービス業 15~20%
化粧品業 10%
流通業 1~3%
自動車業界 1~2%
飲料業界 5%
金融業界 1~5%
一方、収益に対する広告費の大きい会社の中には、広告費の割合が65%というデータもあります。
まとめると、広告費の割合は、業種や、顧客を獲得できた後の収益性、そして何を目標とするのかについてに変化しますが、
一般的には売り上げの10%程度を考えていけば良いだろう、ということです。
そうは言っても、ざっくり過ぎて、「結局のところそれはいくらなの!!」とお思いになったかも知れません。
====
3. 広告費の目安
====
一般的には
売り上げの10%~20%程度と
考えてください。
====
4. 広告費の算出方法
====
です。
広告費の算出方法には、
1. 今月は◯円!と予算を決める方法
2. 売り上げの◯%!と予算を決める方法
3. 広告費ではない、別の目標から予算を決める方法
の3パターンがあります。
それぞれを説明すると
1は簡単で「今月は10万円」と決めて、その中で、すでにうまくいくことが分かっている広告と、挑戦する広告に、予算を配分していく方法です。
出稿する側としては、もっとも調整しやすい方法とも言えます。
2は例えば、「12月の売り上げが500万円だったから、1月は広告に50万円ね」とする考え方です。
問題は、1月(今月)の売り上げが500万円になるかどうかは出稿する時点では読めない、ということです。
3は、「今月の売り上げ目標500万円を達成するまで、広告をかけ続けるぞ!」という決め方です。
この方法だと、売り上げに対する広告費の割合も実際にかかる金額も、多くなるか少なくなるか分かりません。
これらの方法のうち、どれが良いか悪いか、というものはありません。
ですが最初は、無理のない範囲で金額を設定し、テスト検証していく方法がオススメです。
また、広告費やその割合も、いつも一定でなければならない、という訳ではありません。
例えばあのライザップも、会社を上場した年(2007年)とライザップジムが当たりだした年(2013年)には広告費の割合が高く、それ以外の年は10~15%程度になっています。
つまり、広告費の決め方も戦略あってこそ、ということです。
====
5. 売り上げにつなげるなら最低◯円
====
売り上げに対する広告費の平均(およそ10%)と、
広告費の算出方法がわかったところで、
実際にはこのくらいあったら
テストしつつ、売り上げにつながるよ〜
という金額をお伝えします^^
で、早速結論です。
Facebook広告なら
1日数百円で出せるとはいえ、
1週間10万円程度の
予算があるといろいろできますし
売り上げにつながります!
これはつまり、
売り上げの10%が10万円以上
↓
月商がコンスタントに100万円を超えている
ことが
広告を出す1つの目安になる、
とも言えます。
今、月商が7桁に達していなくても
理想の状態で7桁になるならば
広告を出すことを考えても大丈夫です
むしろ、
広告を出すことで
目標を達成することが
できるかもしれません。
けれども
月商7桁を達成できない
ビジネスモデルならば
広告を出して集客しても
集まったお客様を
満足させることができない
可能性が高いです。
ですので
Facebook広告を活用して
ビジネスを拡大することを
考えるなら
まず、
拡大に適したビジネスモデルにすること
その土台を作ること
を意識してみてください。
コメントを残す